皆さん、おはようございます。

ご訪問に感謝申し上げます。

こころのところ暑い日が続きますね。

夏バテしないよう水分補給をしっかりとしておきたいところです。

さて、本日のテーマは「継続は力なり」です。

已まざる所なし
已むべからざるに於て已む者は、已まざる所なし。
安政三年五月二十九日「講孟箚記」

【訳】人としてやめてはならないことを平気でやめてしまうような者は、どんな大切なことでもやめないことはない。

(『吉田松陰一日一言』P.92より)

ここでいう「已むべからざるに於て已む者」とは、継続すべきところを継続しない者と言い換えることができます。

継続すべきときに継続できなければ、いかなる場合も継続することができない。

「継続は力なり」とはよくいったもので、何事も続けなければ力にならないということです。

実に当然の話ですが、これがなかなか難しいところでもあります。

「これをやろう!」と思ったならば、とにかく継続して行うこと。

暑い季節だからこそ怠けずに、良い決意を実行し続けたいですね。

とはいえ、続けるためにはいくつかのコツがありますから、その辺は押さえておきたいところです。

続けるコツをちょっとだけ紹介しておきましょう。

基本はもちろん、自分の「行動」に焦点を当てることです。あなたが継続したいと思っている行動には、2つのパターンがあります。第1に英会話学習やランニングを継続させたい、というような「不足行動を増やす」パターン。第2に禁煙やダイエットで過食を防ぐ、などの「過剰行動を減らす」というパターンです。いかなる行動であろうと、継続するパターンは、このどちらかです。行動科学マネジメントでは、これらの行動を「ターゲット行動」と呼んでいます。あなたがターゲット行動とするのは、足りないから増やしたい「不足行動」か、それとも余計だから減らしたい「過剰行動」でしょうか。まずは課題を明確にし、有効な方法を選ぶこと、それが続けるコツです。第4回 セルフマネジメントへの応用 ― 意志・やる気に頼らない「続けさせる技術」

以前、上記記事の著者が書いた『続ける技術』という本を読んでとても勉強になりました。

続けるのがひとつの技術だと考えれば、そのコツをつかんでおくのは大切なことだと思います。

この夏、何かひとつでも決意して、続ける技術を養ってみるのもよいのではないでしょうか。