前回に続き、無線LAN(WiFi)とつながっていない場合のiPod touch[iPhone]活用法である。
今回は、Bluetooth(近距離無線通信規格の1つ)でつながる「折りたたみ式ワイヤレスキーボード」についてご紹介しておきたい。ワイヤレスキーボードはBluetoothの無線でつなぐので、無線LAN(WiFi)でネットがつながっていなくても使用することができる。
前回紹介した「ATOK Pad – JUSTSYSTEMS CORPORATION」を使えば、無線LAN(WiFi)が繋がらない電車などで快適に文章を作成でき、十分にその役割を果たしてくれると思う。
しかし、キーボードのほうが打ちやすいという人や、ノートパソコンを持ち歩いて文章作成している人もいるだろう。
もし、そんな人がいれば、携帯に便利な「折りたたみ式ワイヤレスキーボード(Bluetooth)」を買うと良いと思う。
このワイヤレスキーボード(Bluetooth)をつなげると、iPod touch[iPhone]がノートパソコンのようになってしまうので、ノートパソコンを持ち歩かなくてもキーボードでの快適な文章作成が実現できるのだ。
そして、折りたたみ式ワイヤレスキーボードを使う大きな利点は、「持ち運び便利なこと」と「全画面入力できるので画面が見やすい。」ということである。
「ATOK Pad」を使っても入力中は画面の半分が隠れてしまって付属キーボードと変わらないが、ワイヤレスキーボードを使えば全画面での表示が可能になる。
また、iPod touch[iPhone]の画面が小さくて目が疲れるというような人も、全画面であればそれが軽減されると思う。
リュウド アールボードフォーケイタイRBK-2100BTJ Ver.2.1(Bluetooth HID、JIS配列) RBK-2100BTJ |
この「折りたたみ式ワイヤレスキーボード(Bluetooth)キーボード」は、エレコム製品やリュウド製品がある。
筆者が持っているのはリュウド製品(エレコムより多少安い)で、折りたためるので持ち運びやすく、無線LAN(WiFi)がない場所で大変重宝している。
ちなみに、取り消し操作やコピー&ペーストなどのショートカットは、「ctrlキー」ではなく「winキー」を使う。
使い慣れていない方は要注意である。
全くの余談だが、無線LAN(WiFi)とBluetoothは電波の利用方法が異なるので、別物である。
・無線LAN(WiFi)はネットワークをワイヤレスで行うためのもの。
・Bluetoothはケーブル接続をワイヤレスにするためのもの。
別物なので、無線LANとBluetoothを直接接続などはできない。
以上、折りたたみ式ワイヤレスキーボードの紹介である。メールや原稿など、文章を作成する機会の多い人におすすめしたいツールだ。