少し前、Appleが太陽光発電メガソーラーパネルを建設中という話を目にした。

写真:9to5mac

自然エネルギー推進派の当サイトとしては見逃せない話題であるが、色々な理由で書くのが先延ばしになってしまった。

ということで、今回はそんなエコロジーな話を書いておきたい。

地球温暖化と明るい未来

この話をはじめて聞いとき、さすがAppleだと感心した。目のツケどころが違う。

ご存知のとおり、現代社会は石油などの化石燃料に依存している世の中である。

石油などの化石燃料を燃やして発生するCO2が、地球温暖化に大きな影響を及ぼしている。

これは、もはや周知の事実だ。

したがって、Appleのような大企業がいつまでも化石燃料を使用し続けていれば、CO2ますます増え、地球はいよいよ危ないということになる。

最近多くの人が意識し始めているが、地球が危ないということは吾々の人生が危ないわけだ。

地球が死んでしまえば人間の生活も成り立たない。

そして、吾々といっても、実際に影響を受けるのは今生きている人々ではなく、その子や孫達の世代である。

今、生きている人達の心がけ如何によって、将来の人々や世界の情勢に大きな影響を与えていく。

これは未来永劫変わることのないシステムなのである。

そんなわけで、Appleが太陽光エネルギーの使用を決めたのは、明るい未来への大きな一歩だと思う。

もちろん、それだけで解決するなんてことはない。これから先の開発が地球に優しくなければ、元も子もないわけだ。

しかし、Appleのような大企業が先駆けて導入することで、世界中の企業の模範となるはずである。

多額の費用もかかったことだろうが、この決定を喜んで応援したい。

これからの時代は、何十年後、何百年後の未来を見据えて、化石燃料から脱却していく必要がある。

その代わりに、太陽エネルギーなどの自然エネルギーを「出来るところから」積極的に使っていかなければならないのだ。

以前知った情報によると、自然エネルギーは無限に近く、人類が使っているエネルギーを補っても尚、十分にあり余るそうだ。

この辺の問題に関しては、やはりいち早く森への本部移転を決め、“炭素ゼロ”を掲げた「生長の家の森の中のオフィス」が明るいパイオニアの一つである。

個人の信仰の是非を抜きにして、この辺は読んでおくと学ぶべきものが多いだろう。

目立たなくとも、真面目で誠実な取り組みだ。

要するに、このエネルギー問題や地球温暖化などの大きな問題は、一個人や一国の話では終わらない問題なのである。

むろん、一個人や一国が関係ないということではない。

国を超え、民族を超え、宗教を超え、利権も超えて、あらゆる人、あらゆる分野、つまりは世界規模・地球規模で協力していくべき問題なのだ。

そうでないと、とても解決は難しい。

この問題を「出来るところから」・「個人的な損得勘定を捨てて」・「広く長く、大きな視野で」多くの人と考え、行動していきたいと感じている。

深刻な話題だが、当サイトもそんな大きな問題に対して、少しでも役に立てれば幸いである。

※ちなみにAppleは太陽光の特許をいくつか取得しているので、将来充電の不要なiPhoneなんてのも出現してくるかもしれない。

※Appleの新本社については、9to5Macに最近の情報が掲載されている。