皆さん、いつもありがとうございます。
今日はとても暑かったですね。夏が近づいている感じがします。
さて、本日のテーマは「此の世界は一体誰が造ったのか」です。
たとえば、植物が二酸化炭素を酸素に変え、その酸素を動物が吸って二酸化炭素に変える。
そして、その二酸化炭素をまた植物が酸素に変えていく。
動物が食物をとったらそれを栄養素として体を作り、エネルギーにする。
傷ついても再生する能力をもち、自動プログラムが勝手に働く。
そんな凄いプログラムが此の世界にはたくさんあります。
考えれば考えるほど不思議な世界、人間にはとても造れないシステムの世界です。
仕事上プログラミングをしていてそんなことを考えることがあります。
コンピュータのプログラムは人間が書きますが、此の世界のプログラム、人間のプログラムは一体誰が書いているのでしょうか。
此の微妙な構造は誰の働き
智慧ある造り主ーこれを吾々は神と称するのである。天体の運行にしても吾々の地球がもう半分の遅さで自転するならば、地球の半面は熱すぎ、他面は寒すぎて生物は生存し得ない。地軸の傾斜が無いとすれば現在の温帯地方に氷山が浮かんでいて吾等は生存し得なくなると云うことである。ほんの微妙な相違を寸分間違いなく構造した知性を吾々は「偶然」と称することは出来ない。人間の神経組織、心臓のポンプ式構造が毛細血管につづいて栄養や排泄を行う微妙な構造は叡智ある設計者なしに構造せられる筈がない。
(『新版光明法語 道の巻』P.209より)