皆さん、おはようございます。

ご訪問いただきまして、ありがとうございます。

6月、夏の季節になりました。ここのところの気温を考えると、地球温暖化に伴う気候変動に思いが至ってなんとも複雑な気持ちになります。

私たちが本気になって取り組まなければ気温の上昇、気候変動を止める事はできません。

節約できるものは節約し、エコロジーのためにライフスタイルを変えていきたいところです。

今重要なのは、世の中の動きがどうなっているのかを良く知る事、そして私たちにできることをしっかりと実行していくことだと思います。

天下の大患は
天下の大患は、其の大患たる所以を知らざるに在り。苟も大患の大患たる所以を知らば、寧んぞ之れが計を為さざるを得んや。
安政五年正月六日「狂夫の言」

【訳】世の中で大いに憂うべきことは、国家が大いに憂慮すべき状態にある理由を知らないことである。もしその憂慮すべき事態になる理由がわかれば、どうしてその対応策を立てないでよかろうか。立てるべきである。

(『吉田松陰一日一言』P.8より)

多くの人は目の前の生活に追われて、先のことが見えません。

周りの小さな問題に心がとらわれてしまって、天下の大患なんて言われてもピンとこないのです。

しかし、それではいけないということが引用文に示されています。

国家や地球規模の問題は、何十年後や何百年後を考えて判断していかなければなりません。

今の私たちの生活が持続不可能だということは、分析上明らかなのですから、生活を変えていく必要があります。

地球温暖化は、まさに天下の大患なのです。

自らのライフスタイルを転換し、人々にも伝えていくこと。

天下の大患を知るリーダー達にとって、喫緊の課題といえます。