シュプスタ

本日、Appleの発表について考える

現地時間19日10:00(日本時間は20日00:00)からAppleの発表イベントが開催される。

本日の発表の「主な見所」を筆者なりに考えた。

今回のAppleの発表は、教育・教科書系のイベントだといわれている。なんでも、今回の教科書プロジェクトのコード名は「Bliss(この上ない喜び。至福)」という名前らしい。

Appleは、このプロジェクト「Bliss」で、「教科書作成ツール」を提供するのではないかと噂されている。

具体的な詳細は発表を待つしかないのだが、今回の発表でAppleが教育界に「新しい何か」を生み出そうとしているのは間違いない。

一体「何を生み出そうとしているのか。」

それが今回の発表の一番の見所だと思う。

教育といえば、人間にとって非常に大事なものである。なぜなら、人間は教育を受けて「自分」というものを創り出していくからだ。

教わる人、教わる本、それだけで人生の方向性が決まってくる。

接する人々、読む本一つから様々なことを教わり、育ち、人格も形成される。

周りから正しいことを教わるのか、間違ったことを教わるのか。それだけで進む道も変わってしまう。

つまり、「教育」は、人間を決める大きな要素だといってもよいのである。

Appleはその分野に力を入れ始めた。そう考えると、今回の発表は端末の発表よりも大きな話だと思う。

プロジェクトの名がBliss「この上ない幸せ」というのだから、教育界に幸せを運ぼうとしているのかもしれない。

もし、Appleが本当にそんなことを考えているのであれば、大いに応援したい。

環境・資源・平和と教育の話

さて、Appleの社外取締役にアル・ゴア元副大統領が就任しているのは周知の事実である。

アル・ゴア氏といえば、「不都合な真実」などで環境問題の啓発活動を行い、ノーベル平和賞を受賞した一人だ。

なぜ環境活動家がノーベル平和賞を受賞したのかといえば、環境の問題と資源の問題、そして平和の問題が密接につながっているからである。

平和の問題を解決するには、環境と資源の問題を切り離すことはできない。(参考:『足元から平和を』)

今回の教科書関連は、このアル・ゴア氏が大いに関連しているようだ。

環境・資源・平和の問題と「教育・教科書の話」

何か大きな流れを感じずにはいられず、期待と希望を込めて発表を待つ筆者である。

繰り返しになるが、macwebcasterの放送時間は本日の夜11時45分から。

詳細はリンク先をご覧頂きたい。


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