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11月も半ばを過ぎ、あと1ヶ月半で今年も終わる。

最近は、なんだか急に寒くなり、夏が終わって突然冬が来たような感じがする。

また、今年は台風の発生も多く、夏場は物凄い暑さを経験した。

「何かがおかしい」

そんな印象を受けた人も多いのではないだろうか。

そう、気候変動はゆっくりながらも着実に進んでいるのだ。

今日は、以下の記事から地球温暖化について考えてみたい。

「21世紀半ばの夏に北極海の氷がなくなる?」――IPCC第1作業部会報告(上)


上記の記事は「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」の報告書に関する記事なのだが、少し引用してみよう。

今年9月に、国連の地球温暖化に関する最高峰の科学の報告書IPCC(気候変動に関する政府間パネル)から、第5次となる評価報告の第1作業部会(温暖化の科学)報告書が発表されました。

温室効果ガス濃度は上昇の一途をたどっており、大気と海洋が温暖化し、雪や氷河の量が減少し、海面水位が上がり、数十年から数千年にわたって前例がない変化が起きていると報告されたのです。

人間活動が温暖化の最も有力な要因であった可能性が、2007年の第4次表報告書時を上回って「極めて高い(95%以上)」と結論づけられました。

ここで驚いてほしいのは、

“人間活動が温暖化の最も有力な要因であった可能性が、2007年の第4次表報告書時を上回って「極めて高い(95%以上)」”

というところだ。

日に日に精度が増す研究の結果「人間の活動が地球温暖化の原因だ」というのは、もう間違いないレベルの話ということである。

したがって、「人間の活動が地球温暖化の原因」ということ自体に異論を唱えるのは、ただの勉強不足ということになる。

人類がこのままの活動を続ければ、地球はほぼ確実に住めなくなるわけだ。

あまり危機感を煽る話や暗い話はしたくないのだが、気候変動による食料不足、伝染病、自然災害が多発して何十億という人々が亡くなる可能性さえ指摘されているのである。

天気予報でいえば95パーセント以上の確率で台風や豪雨になる確率だ。

筆者は、このことを知ったとき、背筋の凍る思いがした。

読者は、95パーセント以上の確率で雨が降ると聞いたらどうするだろうか?

傘を準備しないで、出かけるだろうか?

天気予報もここまで確率が高いと、ほぼ当たるのである。

吾々は、今の生活を少しずつでも「地球に優しい生き方」に変えていかなければならない。

今のうちに傘を準備して、未来の子供たちが濡れないようにしてあげなければいけない。

そう、今生きている人の行動が大事なのである。

地球温暖化、原発問題、次世代にツケを回す生き方は、もうやめよう。