私は、自民党を長らく応援し続けてきた人間である。

その理由は自民党が共産党や社会党(現社民党)といった「国の秩序を破壊し、革命を起こす思想と密接に結び付いた政党」への対抗馬であったからである。

共産党や社会党に国を任せれば、日本という素晴らしい国家は壊され、中国やソ連のような国と化す。少なくても「日本」ではなくなってしまうだろう。社会党が社会民主党という意味不明な名称になったからといって、その思いは今でも変わらない。これらの政党に任せれば日本は終わる。

一方、自民党は、天皇陛下を中心として2676年続いている世界的にも稀な国体を護持し、陛下の大御心をベースに政権運営していくはずの政党だ。間違っても日本をおかしくするとは思っていなかった。

しかし、事実は違う。今の安倍政権率いる自民党に任せておいて、日本が本当に正しい道にいくかというと、そうはならないのだ。

何のことはない。

まずは、この映像を見てほしい。時間は30分ほどあり、多少日本語の読みにくさはあるが、日本ではなかなか発信できない事実である。

衝撃的な話ばかりだが、ほとんど事実だろう。

なぜなら、この原発政策を力強く進めてきたのは、共産党でも社民党でもない、自民党だからである。原発で批判を浴びたのは民主党であったが、原発をずっと推進してきたのは自民党である。安全神話を作りだしたのは自民党であり、福島の事故の主たる原因を作ったのも自民党だ。

これだけの過ちを犯しておきながら、現政権は安倍首相率いる自民党になっている。バックボーンに原子力ギャングを持ち、本場のヤクザがびっくりな活動をしているにもかかわらずだ。

こんな政権がゆるされるはずはないのである。

さて、安倍政権を阻止しなければならない理由は単純だ。

これ以上、原発を増やしてはいけないし、再稼働も考えてはいけない。ましてや、それを海外に売るなんて馬鹿な真似はしてもいけない。

これだけで十分な理由だと私は思う。

今の自民党は、もはやその党の理念を空っぽにし、偏狭集団と化しており、世界の平和を希求する大御心とは真逆の精神で運営されているのである。

いうまでもなく、政権が間違っているときに声を上げなければいけないのは野党だけではない。国民の声が何よりも大事だ。

自民党を応援している読者には、まず現状のおかしさを知っていただきたい。そして、安倍政権を阻止するためにはどうしたらよいのか。日本の将来を正しい道に向けるにはどうしたらよいのか。

「政党に期待しても無駄だ。政治家なんてろくな人間がいない。」

そう考える読者も含めて、では、「どのようにしたら良くなるのか?」「どのようにして善くしていくのか?」

読者の皆さんと一緒に考えていければ幸いである。