春といえば気候の良い季節なので大好きなのであるが、一方で花粉症の筆者にとっては残念な季節でもある。
春の気持ち良い日に外に出にくいというのは、何とも切ないものなのだ。
いや、外に出にくいだけならまだいい。
中国からやってくる黄砂、PM2.5、日本に飛び回ってしまった目に見えない放射線。
最近の空気事情を知れば知るほど、外に「出られなくなってしまう」のではないだろうか。
自分たちの周りの地球環境はどうしても悪化しているのである。
はたして、このまま経済発展を続けていて人類は生き残ることができるのであろうか。
今日はそんな経済発展と地球環境問題に関して、以下の記事を読んだので紹介したい。
この記事の最後のほうに書かれているように、二兎を追うものは一兎も得ずだと筆者は思う。
経済優先で環境保護ができれば苦労はしない。経済を優先すればするほど環境は悪化してしまうものだからだ。
もし、我々が地球を本気で守り、自分たちの子孫を生かそうと思ったならば、経済発展の道は大きく方向転換しなければならないのである。
経済発展と環境保全が両立できるという理論は、自己の権益を考えた詭弁だと思う。
もちろん、経済がどうなってもよいなんてことはないし、生活ができないと困ってしまう。
しかし、自分の生活が原因で将来の人間に悪影響を及ぼすならば、なんとかしないといけない問題なのである。
生活をあらため、違う道を進むべきなのだ。
どうだろう?
読者も少し考えてみていただきたい。
はたして、現代社会は幸せだろうか。
都市化が進めば幸せになると思っていないだろうか。
物質が豊かになることが幸せだと思ってはいないだろうか。
現代人の進んでいる方向が確かなのだろうか。
考えれば考えるほど、そして、正しい知識を学べば学ぶほど、見えてくるものがあるはずだ。
現代人は、経済発展で物質的に豊かになったが、それで幸せを得たかというと大変疑問なのである
むしろ、精神的にはかなり貧しいように感じてしまう。
物質がある程度貧しくても、心が豊かであれば人間は幸せに生きられるものなのだ。
これからの時代は、物質と精神のバランスをきちんと整え、次世代のために生活していく時代だと筆者は思う。