発売が噂されているiPad mini2。

先日見た記事によると、このiPad mini2の価格は現行iPad miniよりも安くなる可能性があるという。

The iPad Mini 2 Could Cost $249 [Rumor]

具体的には、329ドルから249ドルに下がるのではないかとのことだ。


上記の記事にあるように、安価なAndroidタブレットと比べると、現行のiPad miniの価格は高い。

もう少し安くなれば、購入を考えるユーザーが多くなるのは確かだろう。

ただ、これまでを振り返ると、Appleには価格競争をする気がなさそうな感じがするので、この話にどれだけの可能性があるのかは不明である。

さて、仮にiPad mini2本体の価格が下がったとしても、日本においてはその恩恵を受けにくいのではないだろうか。

というのも、円安の影響で輸入品が高くなる可能性があるからである。

これからさらに円安になるというのが大方の予想だが、仮に激しく円安になればiPad mini2の価格はより高い価格での登場ということになる。

書くまでもないが、現行329ドルの物は、1ドルが80円なら26320円、1ドル100円なら32900円となり、その差は6580円となる。

同じように、249ドルの物は、80円なら19920円で、100円なら24900円だ。ドル単位でかなり安くなっても円安が進めばたいした影響を受けない。

実際、最近の円安による影響でApple製品は値上がりした。

アップル、強気のiPad値上げ シェア変動が焦点

給料上昇など、我々の生活への経済効果があれば別だが、そうならなければiPad mini2の価格がドル単位で安くなっても、国内では安さを感じないということになる。

・・・アベノミクスや如何に。