今年もあっという間に年末である。

この1年をざっと振り返ると、iPad 3に始まり、iPhone 5、iPod touch 5が続々と出現。

「もう今年はないだろうか」と思っているところにiPad miniとiPad 4が現れてきた。

製品の販売ペースに気持ちが乗ってこない最近だが、そんな気分でいるとあっという間に月日が過ぎてしまう。サイトの更新も億劫になるばかりだ。

ただ、このままほとんど更新せずに年が明けてしまっては、なんだかやり残した気分になりそうである。

ということで、今回はiPad5の発売やスペックについて考えてみたい。

先日、新しいiPad(第4世代)が出たばかりなのに、もうiPad5?という感じもするのだが、例年の発売が3月、4月だったのでiPad5の発売があり得ないともいえない。

そもそもアップルの中では、今年3月に発売した新しいiPad(第3世代)と11月に発売したiPad(第4世代)はほとんど同じ扱いだと思う。

そうなると、モデルチェンジや改良を加えたiPad5が春頃に出ても、別におかしくない。いや、むしろそのほうが自然である。


では、iPad5には、どんな改良が加えられるのだろうか。

筆者の勝手な考えでいうと、iPad5は多少薄く、軽くなりそうだが、劇的な変化は考えにくいように思う。

というのも、先日のiPad miniが発売されてしまった以上、軽さや薄さはそちらに力が入りそうだからだ。

もし、iPad5が現在のiPad mini並に軽くなるのなら、iPad miniの存在理由は半減してしまう。言い換えれば、9.7インチiPadの重さには限界があるのだろう。

つまり、それでiPad miniが必要になった。筆者は勝手にそう考えている。

このことは、iPad 2からiPad 3になったときに「重さが増えた」ことからも推測される。

そんなことを踏まえて、現在の製品のポジションを考えてみると、9.7インチのiPadはスピードやグラフィックといった内部の性能面に力を入れ、iPad miniのほうは重さや軽さなどの携帯性に力を入れて差をつけている。

基本的には、今後もこの流れだと思う。iPad5は「より速く、より美しく」を目指し、新しいiPad miniは「より薄く、より軽く」を目指す。

iPad 4ではなんとも残念な気がしたが、これから出てくるAppleの新製品はきっと吾々を楽しませてくれると思う。

今後、iPad5や新しいiPad miniについての新しい情報が入り次第、当サイトで紹介していく予定だ。

最後にiPad5への期待を込めて、イメージ画像を掲載しておく。

ipad5-photo
参照:http://ipad4-release.net/ipad-5-release-date-news-photos-rumors-apps-and-more-ipad4-release-net/

待ち遠しい。