本日16時からau、ソフトバンク共にiPhone5の予約が始まるそうだ。
筆者は、色々と考えたあげくに、やはりiPhone5にしようと決めた。筆者の希望していたものが揃ってしまったので、購入メリットのほうが勝ってしまう。
もちろん、予約はソフトバンクオンラインで手軽に済ませるつもりだ。この電子化の時代にわざわざ並んで予約するのは、時間の無駄である。
新製品ごとに買うというのはどうも気が引けるのだが、iPhone4Sを他で有効に使ってもらえれば無駄にはならないだろう。
その辺のことは、また追って記事にしようと思う。
さて、今回は、いよいよ始まるiPhone5の予約を前に、LTEのテザリングについて書いておきたい。
まだ詳細は明らかではないようだが、iPhone5に搭載されたLTE(高速通信規格のこと)を使って、auのiPhoneではテザリングができるらしい。
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1209/13/news087.html
一方、ソフトバンクのiPhoneでは「テザリング機能が確認できなかった」という。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK1301C_T10C12A9000000/?df=2
テザリングとは、その電波を別の端末に飛ばす機能である。
これができれば、iPhoneのLTEを使って、iPadやパソコンなど、他の端末でもネット通信ができる。
かなり便利な機能で、これができるかできないかで大きく違ってくるわけだ。
もしも、テザリングの件が事実ならば、auからソフトバンクに変更する人が増えるのではないだろうか。
ただ、このLTE。
以前、ドコモのXiの話で書いたように、すぐに使えるレベルにはないと思う。
http://www.supreme-lifestyle.com/docomo-xi
これから始まるauやソフトバンクのLTEなら尚更だ。
むろん、これまでの3G回線よりはよくなるので、その点は素晴らしい。
しかし、なにぶん料金が高すぎると思う。
せめて、WiMAX並みの料金にならなければ、人にはすすめにくい。
仮に、月額5980円だとすると、WiMAXより2000円高い。
筆者のように自宅で家族WiMAXを使っている人間の場合、これに自宅回線も加わってくるので、月々3000〜6000円くらい高くなる計算だ。
現時点では、それだけの価値があるとも思えない。
つまり、エリアや速度、容量制限、そして料金のことを考えれば、まだまだWiMAXのほうが快適なのである。
もちろん、WiMAXを使っている人は、WiMAXルータを持ち運ばなくてもよくなるわけで、負担が一つ減る。
しかし、これも「そんなに負担か?」といわれると、そうでもない。
鞄に入れておけば使えるわけなので、普段そんなに意識することもないのだ。
そのため、総合的に考えれば考えるほど、ソフトバンクでテザリングできなくても「問題ない」という話になる。
当然、ソフトバンクの孫社長もテザリングが使えないなら使えないなりに、何らかの手を打ってくると思うので、今後の展開には注目である。