ベトナムのサイトTinhte.vnが新しいiPadを入手したという記事を目にした。
それによると、
〜〜〜〜〜〜〜
Primate Labsの人気の高いソフトウェア「Geekbench」によって同端末を評価したところ、スコアは756だった。
MacRumorsが指摘しているように、「iPad 2」のスコア(751)とほぼ同じだが、新しいiPadはiPad 2よりもグラフィカル性能が優れているのに対し、同テストはグラフィカル性能の評価には対応していない。
〜〜〜〜〜〜〜〜
とのことだ。
筆者はこのGeekbenchというソフトを知らないが、新しいiPadがiPad2の評価と一緒というのが興味深い。
また、新しいiPadのメモリはこれまでの2倍になり、1GBになったようである。
メモリが向上すれば使い勝手も良くなるのが普通なので、喜ばしいように思う。
しかし、何故アップルは発表のときにそれを全く強調しなかったのだろうか。
一言くらい触れても良かったのではないか・・・と考えてみると、その理由はなんとなく想像できる。
メモリの多くは高解像度のディスプレイに使われるので、使用感があまり変わらないからだろう。
使ってみなければ何とも言えないが、その可能性は大いにある。
グラフィック性能が二倍になれば、当然その分のメモリが必要になるわけだ。
当然のスペックアップについては、あえて紹介するまでもないという話だろう。
今回のiPadの魅力
さて、評価がiPad2とあまり変わらなくとも、グラフィックが美しいのは何よりである。
iPadで綺麗な映像が見られるのは思っている以上に素晴らしいことなのだ。
Appleも発表で特に強調していたように、今回のNew iPadは、それが一番のメリットだと思う。
綺麗な画面というだけで、触りたくもなるし、使いたくもなる。
また、カメラ性能が上がり、現行のiPadよりFaceTimeなどの通信がしやすくなるのも魅力的だ。
iPadで撮影した綺麗な動画をiMovieなどで、「そのまま」編集することが可能になったのも大きな変化である。
筆者は、iPhone4Sで撮った動画をiPhoneで編集することもあるのだが、やはり画面が小さくて操作しにくい。
iPadでそれが出来るようになると、かなり便利なわけだ。
魅力一杯のNew iPad。
人気のためか、Applestoreの発送日は延期されているようである。