iPhone 5が発売されたと思ったら、iPad miniの話がまたもや再浮上してきた。
何度か当サイトで触れてきたiPad mini。
iPad miniの発売日が2012年10月以降になる可能性について
iPad miniに関しては、各種米メディアも伝えているので、「可能性が高い」と筆者は考えている。
さて、気になるのは、今回の日経新聞の記事。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD030J1_T01C12A0MM8000/
何でも、KDDIからiPad miniが発売されるかもしれないとのこと。日経などの大手新聞サイトが報じると、ついつい信憑性が高いように感じてしまう。
しかし、日経関係に適当な記事がたくさんあるのはいうまでもない。ジャーナリズムにあるまじき、情報源曖昧な記事たちだ。
個人でやっている適当なブログならまだしも、公の報道機関が捏造類のものを「断定的に報道してしまう」のは、宜しくないと筆者は思う。
その大きな理由は、言葉の重みが違うからである。
つまり、影響力が違う。(現にこの件で、事実かどうかも分からぬうちにKDDI株は上がった)
個人ブログと新聞社では、天と地の差があるわけだ。
話題づくりの適当な報道を大手新聞社が書くようになっては、日本の質が落ちるだけである。
果たして、今回のKDDIの話に裏づけがあるのかどうか。デマや捏造とまではいわないが、以前の話もあるので、まゆつばだと思う。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD280KO_Y2A220C1MM8000/?dg=1
一番問題なのは、情報源が明確でないにもかかわらず、「iPad miniの発売」や「KDDIが調整している」ということを断定的に書いているところだと思う。
つまり、今回の件の事実うんぬんよりも、筆者的には言葉の表現が気になるのである。
日経に関連していうと、docomoからの発売の話のときにも少しそんなことを書いた。
http://www.supreme-lifestyle.com/docomo-iphone3
今回のKDDIの話も同じようなことである。
以前は「詰めの調整」までして条件で折り合わなかったとのことだが、今回は「最終の調整」までしているので「ほぼ間違いない」と考えて良いのだろうか。
・・・。大手新聞社の質が問われる内容だと感じている。