今朝の発表が衝撃過ぎてあまり更新する気にならないのだが、あえて書いておこう。
発表では大方の予想通り、iPad miniが発表された。これは別によい。むしろ、取り上げていたものが生まれた感じで喜ばしく思う。
実際、この大きさを待っていた人もいるし、現行iPadの重さは持ち運びに最適とはいえない。
iPad miniについてネット上で以下のような記事を見つけたが、
問題はそこではないと筆者は思う。
おそらくiPad miniはある程度売れるだろうし、先ほど書いたようにこの大きさのiPadがあってもよいわけだ。
筆者が問題だと思うのは、今回の発表で「iPad 第4世代」が発表されたことである。
これには正直、驚いた。
おそらく、多くのiPad 第3世代ユーザーは驚いたというより、「がっかりした」のではないだろうか。
筆者もその一人である。
がっかりというか、むしろ第3世代iPadを購入したユーザーに失礼だと感じる。
Apple的には第3世代のiPadを少しいじっただけのつもりかもしれないが、ユーザーは違う。
CPUが新しくなれば、それはもう新しいiPadなのである。
もちろん、製品はバージョンアップされて然るべきものだし、されなければいけないだろう。ユーザーはそれを確かに待ち望んでいる。
しかし、それには出すべきタイミング、あるべき形というものがあると思うのだ。
なぜ、こんなに早く改良する必要があったのか。一体、誰がiPadの第4世代を期待していたというのだろう。
その意図が良く分からない。
今回の件で、iPadの第3世代を購入したユーザーは、Appleに対する信頼を少なからず失ったのではないかと思う。
さらに突き詰めて考えると、あまりに新しいものの発売が早すぎると、購買意欲を削ぐことにもつながる。
1年も経たずして、iPad 5(第5世代)が発売されるとすれば、読者はその製品を今すぐ欲しいと思うだろうか。
そんな会社がこの先持つだろうか。
と・・・、今後の経営の心配までしてしまう筆者であった。
まぁ、何といおうと、売れるものは売れると思うが、残念ながら今回の発表に以前のようなワクワク感はなかった。
ということで、新製品、発表なり。
http://www.apple.com/jp/ipad/compare/
※iPad 5 発売日の噂が既に出てきた。
→早くも出たiPad 5の発売日の噂